フェチを恋人に打ち明けるタイミングと伝え方|受け止めてもらいやすい5つのコツ

「彼氏(彼女)に、自分のフェチを打ち明けたほうがいいのかな」「言ったら引かれてしまうかもしれない」。好きな人ができたからこそ、こうした悩みを抱える方は多くいらっしゃいます。

先に結論をお伝えします。フェチを打ち明けるのは、お互いに信頼できる関係ができてから。二人きりの落ち着いた場面で、「してほしい」ではなく「知ってほしい」という形で、少しずつ伝えるのがおすすめです。一度にすべてを話す必要はありません。

この記事では、打ち明けるタイミングの考え方と、伝えるときのコツ、打ち明けたあとのことを、カウンセラーとして多くの出会いをお手伝いしてきた立場からまとめました。

恋人にフェチを打ち明けられないのは、自然なこと

ご相談をうかがっていると、打ち明けられない理由として、次のような気持ちがよく出てきます。

  • 引かれたり、嫌われたりするのがこわい
  • いまの関係が壊れてしまうかもしれない
  • 相手から、ほかの人に話されてしまわないか心配
  • 自分でもうまく説明できない

どれも、相手を大切に思っているからこその迷いです。言えずにいる自分を責める必要はありません。大切なのは「言うか言わないか」を急いで決めることではなく、自分が相手とどんな関係を築きたいのかを、先に考えてみることです。

フェチを打ち明けるタイミングはいつがいい?

正解は一つではありませんが、時期ごとによいところと気をつけたいところがあります。

時期よいところ気をつけたいところ
付き合う前合わなかったときの心の負担が小さいまだ信頼がないので、軽く受け取られたり、誤解されたりしやすい
付き合って、関係が落ち着いてからお互いの人柄が分かっているので、受け止めてもらいやすい先延ばしにするほど、言い出しにくくなる
結婚を考え始めたころこれからの暮らしの話として、まじめに向き合ってもらいやすい「なぜ今まで言わなかったの」と思われることもある

私がおすすめしているのは、付き合って、お互いに「この人は信頼できる」と思えるようになったころです。相手の人柄が分かっていれば、どう伝えれば受け止めてもらいやすいかも考えられます。結婚を意識しているなら、その話が具体的になる前に、少しずつ伝えておくと安心です。

フェチの伝え方|打ち明けるときの5つのコツ

1. 二人きりの、落ち着いた場面を選ぶ

人の耳がある場所や、時間に追われているときは避けましょう。お酒の勢いで話すと、本気なのか冗談なのか伝わりにくくなります。気持ちに余裕のある日に、静かに話せる場所を選んでください。

2. 最初に「大切な話がある」と気持ちを伝える

いきなり本題に入るより、「あなたとは長く付き合っていきたいから、知っておいてほしいことがある」と前置きをすると、相手も落ち着いて聞く準備ができます。

3. 一度に全部ではなく、小さく伝える

最初は「こういうことに惹かれるところがある」くらいの、短い言葉で十分です。相手の反応を見ながら、少しずつ話を広げていけばかまいません。くわしい説明を一度に重ねると、相手が受け止めきれなくなることがあります。

4. 「してほしい」ではなく「知ってほしい」と伝える

打ち明けることと、相手に何かを求めることは別のことです。「無理に合わせてほしいわけではなく、自分のことを知っておいてほしい」と伝えると、相手は責められているように感じにくくなります。

5. 相手の気持ちに、考える時間をあげる

その場で答えを求めないことも大切です。「すぐに返事はいらないよ」「聞いてくれてありがとう」と伝えて、相手のペースを待ちましょう。驚いた顔をされても、それがそのまま答えとは限りません。

打ち明けたあとに大切にしたいこと

受け止めてもらえたときも、戸惑われたときも、相手の気持ちと、相手の「したくない」を尊重することがいちばん大切です。理解してもらえたからといって、すぐに何かを求めるのは控えましょう。二人の関係のなかで、話し合いながら少しずつ形にしていくものです。

反対に、相手が受け入れられないと感じることもあります。それは、どちらかが悪いということではありません。嗜好は、その人の大切な一部です。お互いを否定せずに、これからのことを話し合えるかどうかが、二人の関係を考える手がかりになります。

打ち明けるか悩む前に、前提をそろえて出会うという方法

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よくあるご質問

Q. 付き合う前にフェチを打ち明けたほうがいいですか?

A. 必ずしもその必要はありません。まだお互いをよく知らないうちは、誤解されやすいこともあります。相手の人柄が分かり、信頼できると感じてから伝えるほうが、落ち着いて受け止めてもらいやすくなります。

Q. 打ち明けて引かれてしまったら、どうすればいいですか?

A. まずは、相手に考える時間をあげてください。最初の反応がそのまま答えとは限りません。無理に分かってもらおうとせず、話してくれたことへの感謝を伝えて、相手のペースを待ちましょう。そのうえで、お互いを否定せずに話し合えるかを見ていくことが大切です。

Q. 面談では、自分のフェチをくわしく話さなければいけませんか?

A. いいえ、大丈夫です。ご面談では、これまでのご経験やお好みをうかがいますが、答えにくいことは無理にお話しいただかなくてかまいません。面談の内容はご入会面談のページをご覧ください。

まとめ|打ち明けるのは「信頼」ができてから、小さく

  • 打ち明けられないのは、相手を大切に思っているからこその自然な迷い
  • タイミングは、お互いに信頼できると感じられるようになったころがおすすめ
  • 二人きりの落ち着いた場面で、「知ってほしい」という形で小さく伝える
  • 打ち明けたあとは、相手の気持ちと「したくない」を尊重する

嗜好を隠さずにいられる関係は、二人にとって大きな安心になります。焦らず、相手を思いやりながら、自分のペースで伝えてみてください。

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この記事を書いた人:真柴 渉/カウンセラー。フェチ・SM嗜好のある方の出会いを、仲介の立場で長くお手伝いしてきました。パートナー成立・成婚ともに多数。