「このフェチを分かってくれる人と、ちゃんとお付き合いしたい」。そう思って調べはじめたとき、多くの方が最初にぶつかるのが「そもそも、どこで探せばいいのか」という壁ではないでしょうか。
先に結論をお伝えします。フェチの相手と出会うには、①自分のフェチを言葉にする ②相手に何を求めるのか(恋人か、結婚かなど)を決める ③その目的に合った場所を選ぶ。この三つの順番で進めるのがいちばんの近道です。順番を飛ばして「とりあえず登録してみる」から始めると、話がかみ合わない相手とのやりとりが増え、疲れて辞めてしまう方が本当に多いのです。
この記事では、フェチ活という言葉の意味から、はじめ方の手順、場所ごとの向き・不向き、そして安全に進めるための注意点までをまとめました。カウンセラーとして多くの方の出会いをお手伝いしてきた立場から、実際によくあるつまずきも一緒にお伝えします。
フェチ活とは|フェチの合う相手と出会うための活動のこと
フェチ活とは、自分のフェティシズム(特定の対象や状況に強くひかれる感覚)を理解してくれる相手と出会うための活動をさす言葉です。婚活・恋活と同じように「活」をつけた呼び方で、明確な定義がある言葉ではありません。使われ方はおおむね次の二つに分かれます。
- 出会いとしてのフェチ活:フェチや嗜好が合う相手を探し、恋人やパートナー、結婚相手として関係を育てていく
- 趣味としてのフェチ活:好きな対象を眺める・集める・語り合うなど、一人または仲間内で楽しむ
この記事で扱うのは前者、「フェチの合う相手と、続いていく関係を作る」ためのフェチ活です。その場かぎりのお相手を探す話ではありません。
フェチの相手が見つかりにくい、三つの理由
フェチ自体は、決して珍しいものではありません。それでも相手が見つかりにくいのには、理由があります。
一つめは、言い出せないこと。 一般的な出会いの場では、フェチの話は関係が深まってからでないと切り出せません。打ち明けたときには相手との関係ができあがっていて、「今さら言えない」「壊したくない」となってしまう。よくうかがうのがこのパターンです。
二つめは、探している目的がばらばらなこと。 同じ「フェチの相手を探している」でも、その場にいるのが、交際や結婚を考えている方と、そうではない方とで入り混じっていると、まず話がかみ合いません。
三つめは、相手が本当にその人なのか分からないこと。 匿名の掲示板やSNSでは、年齢も、独身かどうかも、その方の申告を信じるしかありません。ここに不安があると、会う前の段階で気持ちがすり減っていきます。
フェチ活のはじめ方|五つのステップ
1. 自分のフェチを、自分の言葉にする
最初にやっていただきたいのが、これです。「手が好き」「声が好き」「支配されている感覚が好き」。どんな対象に、どんな状況で、何を感じるのか。紙に書き出すくらいの気持ちで整理してみてください。
言葉にできていないまま探し始めると、相手に伝えるときに「なんとなく、そういうのが好きで……」で止まってしまいます。言葉になっていれば、相手も「では自分はこう」と返しやすくなります。うまく書けなくても構いません。「まだはっきりしていない」ということ自体が、立派な自己理解です。
2. 相手に何を求めるのかを決める
恋人がほしいのか、結婚を考えたいのか、フェチを分かち合える関係があればそれでいいのか。ここを決めないまま場所を選ぶと、必ずずれが出ます。
「フェチが合えば、その先は自然に決まるだろう」と考えてしまいがちですが、実際は逆です。フェチが合っていても、結婚を考えたい方と、そうでない方は、どこかで必ず別れ道に来ます。先に決めておくほど、遠回りが減ります。
3. 目的に合った場所を選ぶ
次の章で場所ごとの向き・不向きをまとめています。ここで大事なのは「人が多い場所」ではなく「自分と目的が同じ人が集まっている場所」を選ぶことです。母数が大きくても、目的が違う方ばかりなら、出会えるはずがありません。
4. 打ち明ける順番を、あらかじめ決めておく
フェチを最初から共有している場所で出会うのか、一般的な出会いから始めて後で伝えるのか。これは戦略の問題です。
後者を選ぶ場合は、「いつ、どこまで伝えるか」を先に自分で決めておいてください。決めずに進むと、伝えるタイミングを永遠に逃します。前者であれば、この悩みはそもそも生まれません。フェチ活の最大の利点は、実はここにあります。
5. 初対面の安全を整えてから会う
初めてお会いするときは、人の目のある場所で。駅ビルや商業施設の中にある、隣の席と距離のとれるカフェやレストランは、落ち着いて話せておすすめです。最初からお酒の席や、二人きりになる場所は選ばないでください。
そして、初回で嗜好の話を細かく詰めようとしないこと。会話の間合い、笑い方、食事の仕方。そういうところで「この人になら心を開いてもいいか」を確かめる時間にしたほうが、結果的にうまくいきます。
フェチ活をする場所の選び方|四つの選択肢を比べる
フェチの相手を探す場所は、大きく四つに分かれます。それぞれに向き・不向きがあります。
| 場所 | 向いている人 | 気をつけたいこと |
|---|---|---|
| 掲示板・SNS | まず情報を集めたい人 | 相手の年齢・独身かどうかが確認できない。やりとりの負担が大きい |
| 一般のマッチングアプリ | 人数の多さを重視する人 | フェチを打ち明ける段階が必ず来る。目的の違う相手も多い |
| フェチ向けアプリ・サイト | 嗜好を先に共有したい人 | 真剣な交際を前提としていない場合がある。本人確認の基準はサービスにより差が大きい |
| 仲介型のマッチングサービス | 恋人・結婚相手として真剣に探したい人 | 入会前に面談があり、手軽さはない。男性は費用がかかる |
どれが正解というものではありません。ただ、「フェチが合う相手と、恋人や結婚相手として続く関係を作りたい」のであれば、目的の近い方が集まっている場所を選ぶことが、いちばん効きます。
フェチ活で必ず守りたい、安全のこと
- 身元のわからない相手と、二人きりになる場所で初対面を迎えない
- できること・できないことを、会う前に言葉で確認しておく(あいまいなまま会わない)
- 写真や本名など、取り返しのつかない情報を早い段階で渡さない
- 違和感があったら、その場で引き返してよい(断る理由を説明する義務はありません)
とくに四つめを、覚えておいていただきたいと思います。「せっかく会ってくれたのに」「ここまで来たのだから」と思って無理を続けた方が、あとでつらい思いをされる。これは本当によくあることです。合わないと感じたら、そこでやめていい。フェチ活は、我慢比べではありません。
Kai Meets では、こうした注意点を安心・安全の取り組みとコミュニティガイドラインのページにまとめています。お申し込みの前に、一度目を通していただけたらと思います。
独身でフェチ活をするなら「恋活・婚活」として進める
独身の方がフェチ活をするとき、私がおすすめしているのは、フェチ活を「特別な何か」ではなく、恋活・婚活のひとつの形として進めることです。
やることは、普通の恋活・婚活と変わりません。相手の人柄を見て、価値観を確かめて、何度かお会いして、少しずつ関係を作っていく。そこに「フェチや嗜好が最初から共有されている」という条件が一つ加わるだけです。この見方に切り替えると、焦りがずいぶん軽くなります。
Kai Meets は、フェチ・SM嗜好のある独身の方に限定した恋活・婚活のマッチングサービスです。2011年から続く仲介型のマッチングから生まれたサービスです。運営するマッチングサービス全体では、延べ4,700名以上の方にご登録いただいています。既婚の方には、同じ運営会社の姉妹サービスであるトビラの会をご案内しています。
Kai Meets の仕組みの特徴は三つです。
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ご利用の流れはご入会案内に、費用は料金プランにまとめています。男性は入会金55,000円・月会費2,690円・ご紹介料5,500円・カップル成立料30,000円(すべて税込)、女性は入会金・月会費・ご紹介料が無料です(同じ運営会社のオンラインサロン「Mocha」でご自身でお相手を検索してアプローチされる場合は、女性にもご紹介料がかかります)。ご紹介は全国どこにお住まいでも承っています。
※お約束のキャンセルや無断での不参加など、利用規約に定める場合には違約金をいただくことがあります。
どんな方がご登録されているかは新規ご入会者で、実際にお会いになった例はマッチングレポートでご覧いただけます。
よくあるご質問
Q. フェチ活は、経験がなくても始められますか?
A. 始められます。ご相談に来られる方の多くは、フェチや嗜好について誰かと深く話した経験がない方です。むしろ「自分のこれは何なのか、まだよく分からない」という状態からお話をうかがうことのほうが多いくらいです。経験の有無より、「相手を大切にできるか」のほうがずっと大事だと考えています。
Q. 顔写真を出さずにフェチ活をすることはできますか?
A. できます。Kai Meets では、顔写真を出さずにご利用いただけます。お仕事の関係で写真を出せない方、身近な人に知られたくない方は少なくありません。写真がなくても、ご面談でうかがった内容をもとに事務局がお相手をお探しします。
Q. 入会面談では、何を聞かれるのですか?
A. ご年齢の確認、ご連絡先、ご利用の目的、これまでのご経験やお好み、ご希望の条件、お住まいの地域などをうかがいます。試験ではありませんので、うまく答えようとしていただく必要はありません。面談は男女とも無料で、LINEのビデオ通話によるオンラインのみです。詳しくはご入会面談のページをご覧ください。
Q. フェチが合えば、それだけでうまくいきますか?
A. 残念ながら、それだけでは続きません。フェチが同じでも、会話のテンポや生活の価値観が合わないことはよくあります。逆に、最初は少しずれていても、関係の中で二人なりの形が育っていくこともあります。嗜好は「すでにあるものを探す」だけでなく、「二人で作っていく」ものでもある。長く続いているお二人を見ていると、いつもそう思います。
まとめ|フェチ活は、急がないほど早く進む
- フェチ活は、自分のフェチを言葉にすることから始まる
- 「恋人か、結婚か」を先に決めると、選ぶ場所が決まる
- 人数の多い場所ではなく、目的の同じ人がいる場所を選ぶ
- 初対面は人の目のある場所で。合わなければ引き返してよい
フェチを分かってくれる相手に出会いたい、という願いは、特別なものではありません。「この人になら話してもいい」と思える相手に出会いたい。突きつめれば、それだけのことだと思います。
無料のご入会面談を承っています
「自分の場合はどう進めればいいのか」を、一度きちんと整理してみたい方は、ご入会面談をご利用ください。男女とも無料で、LINEのビデオ通話によるオンラインで承っています。その場でご入会を決めていただく必要はありません。ご相談だけでも構いません。
お申し込み・お問い合わせは、こちらのフォームからお願いいたします。ご入会案内もあわせてご覧ください。
※Kai Meets は20歳以上の独身の方を対象としたサービスです。
この記事を書いた人:真柴 渉/カウンセラー。フェチ・SM嗜好のある方の出会いを、仲介の立場で長くお手伝いしてきました。パートナー成立・成婚ともに多数。