年齢差のある関係。だからこそ安心感と包容力を感じられた。

1人目

お名前
(仮名)りん
性別・年代
女性20代
属性
M
都道府県
大阪府

2人目

お名前
(仮名)ゆうじ
性別・年代
男性30代
属性
S
都道府県
京都府

出会いのきっかけ

私は20代後半、彼は30代後半。もともと落ち着いた雰囲気の男性が好きでしたが、正直なところ年齢差がある恋愛は考えたことがありませんでした。
けれど、紹介されて出会った彼は意外にも年齢差を感じさせず話しやすかったことに驚いています。彼には妹さんがいるので、私くらいの年齢の女性の扱いにもある程度慣れているようでした。

面談時にスタッフの方が「精神的な成熟度でつながるカップルも多いですよ」と教えてくれたこともあり、“年齢よりも相性を大事にしてみるのもいいかも”と一歩踏み出してみることにしました。


初めてのデート

初回のアポは、彼が提案してくれたホテルラウンジでアフタヌーンティーでした。落ち着いた空間に合わせて、彼はスーツ姿で現れ、清潔感や大人の魅力が感じられました。私は映画鑑賞が趣味なのですが、少し緊張しているのを察してか「気楽に好きな映画の話でもしよう」と声をかけてくれたことが嬉しかったです。映画は彼も好きだったようで、少し古い映画の内容も共有できて心地の良い時間を過ごすことができました。

「年上だけど案外共通点があるかも」映画の話がきっかけで年齢差への不安も少しやわらぎました。ホテルのラウンジなので、普通のカフェよりもお会計も高いはずなのにスマートに会計を済ませてくれて、こういったところにも大人の余裕を感じました。


大人の魅力を感じた夜

2回目のデートでは美術館を巡ったあと、ディナーを済ませ静かなバーで話をしました。彼はお酒にもくわしいのですが、私と同年代の男性のように浴びるような飲み方はしないし、バーテンダーの方と気さくに会話しながらお酒を楽しんでいる様子が素敵だと感じました。私の仕事の話やちょっとした悩みにも耳を傾けてくれて、傾聴力の高いところも魅力的でした。

私はこれまで男性の前で自分のM性を出すことがなかなかできずストレスを感じてしまったことがあったのですが、「これからはM性であることも、自分らしさだと思って我慢しないでいいからね」と言ってくれたのがなによりもうれしかったです。


ふたりの形

プレイに至っても、彼は私の気持ちを何より大切にしてくれました。初めて縄を使った時、肌に食い込み少し痛かったことがあるのですが、「絶対に無理はしないでね」「どこが痛い?」と聞いてくれたので、すごく気をつかってくれたと思います。彼は私が初心者であったことを気にかけて、最初は挿入なしのプレイで心を開くことに時間をかけてくれました。徐々に信頼感が構築され、私自身も彼を自然に「欲しい」「彼のものになりたい」と強く感じるようになりました。

やがて私たちは恋人同士として正式に交際を始め、休日には一緒にカフェ巡りや映画を楽しむ、穏やかな日常を送るようになりました。彼の存在は、私にとって頼れる恋人以上の存在です。


現在

年齢差は10歳。けれど、それを感じることはほとんどありません。年齢よりも、“人として誠実で、愛情深い男性、なによりも自分の嗜好や性癖を打ち明けられる存在”であることが私にとって大事なことなので、理想の人物に出会えたと思っています。最近は結婚を前提に同棲をはじめました。私たちは普通の恋愛とは異なるところからスタートしていることもあってか、生活の中で異なる点や気になる点があっても、素直に共有できる間柄になっていると思います。

(レポート内の写真は、プライバシーを守るためイメージとなっております。本人の写真ではございませんのでご了承ください)